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マスタード
第2章 想い出の店
奏に労いと感謝を言いながらリサがキスを求めてきた。ふたつの唇が重なり、今度は長く激しいキスになった。

「何かあった?」

急に会いたいと言ってきたのでリサに何かあったのかなと気になっていたのを思わず訊いてみた。

「ううん、何もないよ。ただ、ずっと逢ってないから奏ちゃんに逢いたくて」

リサがまたキスを求めてきた。
奏もそれに応えてまた激しいキスシーンになった。
舌を絡ませたままリサが布団に倒れ込むから、奏はリサに覆い被さる形になった。

「い、いいの?」

ずっと欲しかったリサを押し倒した形になって、もうガマンできそうにない。踏み留まる最後の理性がリサへの確認の言葉になった。

「あたしも奏ちゃんが欲しい。だから、お願い」

布団の中で奏とリサはお互いの体を愛撫して抱き合って、段々と服を脱いでいった。

「あたしたちって子供がいる夫婦みたいだね」とリサが言った。

子供を寝かしつけてからこっそりと事を致すのは確かに子供がいる夫婦みたいだと思った。関係が悪化したため妻とはそういう経験はなかったなと思った。

ブラジャーの上から胸を撫でると背中に手を回してついにホックを外した。乳首はもう硬くなっていて、優しく触るとリサは「ああん」とカンジて体がピクピクする。

「見せて」

リサのおっぱいが見たくなって奏は布団を剥がそうとする。

「恥ずかしいよ、もう。奏ちゃんのも見せてよ」

布団を剥がすとふたりとも半裸になっていた。

「キレイ」と同時に言ってハモったから顔を見合わせて笑い合った。

リサのおっぱいはちょっと小粒で、乳輪も小さめで、キレイなピンク色だった。乳首がツンと勃っている姿は芸術的に美しかった。
久しぶりに触れる生のおっぱいに奏は興奮していた。

奏の乳首も男にしては珍しく、僅かに黒ずんではいるがキレイなピンク色でリサも興奮していた。

リサは奏の乳首を小指で刺激すると、ちゅぱっと吸って舌を這わせる。

「あっ、ああん」

リサの舌が乳首を這い回ると、とてつもないカイカンに襲われて奏は思わず女のコみたいに喘いだ。

「男の人も乳首ってカンジるのね。奏ちゃん可愛い」

女のコみたいによがる奏が何だか面白くて、可愛くて、愛しくてリサは刺激を強くする。

「ああっ、リサばっかりズルいよ」

奏はリサを押し倒して口を乳首から離すと、リサに覆い被さった。
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