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第67章 66・柚羽音と琉生が瑞峰組の専用調教師になる

雌豚は琉生に口を開いた・・

「お願いがございます・・。」

『言ってみな』

「私が若頭を殺すのを失敗した事が剣崎組に知られば私の弟にまで手を出してしまいます・・・だから、その前に確保して奴隷に仕上げても構いません・・お願いします！」

琉生は虎隆と華琉に目を移した・・

虎隆と華琉は頷き、華琉は電話で組員に命じた・・

『弟の名前は？』

「双子ですが・・譲〔ゆずる〕と和巳〔かずみ〕です。年は14歳・・です。」

『・・へぇ。兄さん？聞いた・・？』

［ああ。しかと聞いた。やっぱりな・・学校では毎日長袖ばかり着ていたようだが雌豚に聞くけど両親から虐待されてるだろ？］

「・・はい。双子に対して虐待が酷いです。だから、依頼を成功させれば３００万円貰えるので、弟を連れて逃げようとしてました。」

［・・ふーん。そうと分かれば、昴に言うか。日向パパ、彼方パパ・・？］

〔わかった。昴を起こしてくる。〕

［ごめんねー。］