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第2章 第二章　高校生編

　試験は３日間あった
　初日は高度３０００メートルまで試験官が飛ばして簡単な上昇と下降を決められた高度までおこなう
　何をしていいかわからず必死だった
　高度計を見ていても酔いそうだったので外ばかりみてチラっと計器をみるぐらいだった
　なんとか出来た
　このときに気になったのが試験官の目線
　常にバックミラーで見ていた
　それは見ているというよりも見透かされているそんな感じだった
　怖かった。でも、もうここで終わってもいいと開き直り終わったら、また愛し合えばいいそれだけで飛ばした
　３日目最終日。ここではいろいろやった。なんとかこなした
　終わり～と明るい声をかけてくれた。そしてお祝いにアクロバットフライトをするね～といってくれてキリモミなど披露してくれた。ものすごい重力が体を襲うがスポーツで鍛えていたので余裕だった
　地上に降りると試験官がニコニコして、いい体感してるね。バンクに入るときに体を自然と傾けたり、旋回しても平衡感覚くずれないし、問題ないと思うよ、といってくれた
　あ、合格かな？そんな気持ちだった