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昴の大学生活
第6章 昴と桜の2日間
ホテルのレストランから戻った昴は…

昴「桜…お風呂一緒に行こう…」

そう言われて桜は少し困った顔をしたが嫌とは言わず昴に連れられて脱衣所で衣服を脱いでタオルで隠し浴室に入って行く…

昴はシャワーを出して熱さを確認して自身の身体に浴びて桜を見て…

昴「桜…ほら…座って…」

座った昴に引かれて腰を落とした桜のバスタオルを外しタオルを浴槽の縁に置いて桜の身体にもシャワーを掛けて…

昴「そんな縮こまるなよ?」

桜「だって〜…やっぱり恥ずかしいもん…」

昴「クス…仕方ない…ほら入ろ…」

縮こまる桜を抱き上げて浴槽に入る…

昴「はぁっ…気持ちいい…」

桜の背中から抱いて肩に顔を乗せてそう言う…赤くなった桜に…

昴「飯もスゲ〜美味しかったし…部屋も凄いな?」

桜「昴君…物凄い高いんじゃ…」

桜は事有る事に支払いを申し出るが一回も払わせて貰えない…とは言えこのホテルの金額などは流石に桜には半分も払う事は出来ないがやはり気になってしまう…

昴「クス…それなりだったけど…全然…ゆっくり出来るしな…」

トレードで手に入れた金を使った…基本的に昴は無駄な事には使わない生活も以前とほぼ変わらないし親からの生活費で賄いデートも大抵その中から出して食費さえも自炊している…

ゴールデンウィークに50万この前の海は雅司がほぼ出したので昴に大きな出費はして居ない…PCと今回で50万ほど出している…しかし証拠金は増加し続けている…

このまま増えて行けば年内には1千万を超える…個人的にしたトレードで最初の頃は多少の負けがあったが先輩達のミラートレードはほぼ100%の勝ちを取っていた…それ以外にもFXバーでの知識で自分自身のトレードも大きく勝率が上がって少し前に手に入れた売買ツールはさらに大きな利益が出た…先輩達曰く勝ち過ぎているから気をつけてトレードするよう良く注意されている…

当然昴はその忠告を受けてより慎重なトレードにしていた…

桜が心配する金銭は全く無駄だった…

桜「…いつも昴君がしてる…アレってそんなに儲かってるの?」

昴「…確かにそれは大きいけど…綱渡りだから先輩達のおかげだよ…」

桜はコレを聞くのは二度目だったが同じ答えが返って来た…
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