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サイドストーリー10
第4章 キスのあとで・・・
「先輩!」
「ん?」

「知ってますか?」
「だから何を?」
「横浜のみなとみらいにロープウェイが出来たんですよ!」
「らしいな」

大して興味もなさそうに、読んでいる雑誌を再びパラパラとめくりだした。

「乗りたいです!」
「あ~?」

ちょっとめんどくさそうな声を出して
視線は雑誌から離さなかった。

「乗りたいです!!」
「混んでるんじゃないのか~?」

「乗りたいです!!!」
「落ち着いたらな」

「乗りたいです!!!!」

そこまで言ってやっと、雑誌から顔をあげて
「長時間並んでも文句言うなよ・・・」
とため息をついた。

混んでいると覚悟を決めて
桜木町に下りてみれば、平日の夜なのに少しだけ混んでいて
チケットを買って搭乗の列に並んだ。

覚悟を決めてきた割には30分ぐらいで順番が来て
交通手段と言うよりは、アトラクションのようでわくわくする。

夜の空に走り出したキャビンはガラス張りで
みなとみらいの夜景が目の前に広がった。

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