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blossom
第2章 Love1:ハジメテの男
「すごいよ…宮野…ビショビショ」

足を開いたとき、空気をヒヤッと感じたからもしかしたらと思っていたけれど…
「嫌…恥ずかしいから言わないで…」

「ダメ、言う。」
山根くんらしくない意外な言葉に驚いた。

「俺がどれだけ我慢してたか知らないだろ?」
「が…まん?」

奥まで刺した状態のまま、山根くんが話し始めた。

「本当は毎日だってお前と抱き合いたかったけど、嫌われるんじゃないかってビビって…」

刺した状態のまま、グリッグリッと腰を動かす。
「…んんっ…」

「20年たって色っぽくなってるから、どんだけエロくなってるかと思えば、あの頃と変わってないし…」

「ごっ…ごめ…なさっ…」
山根くんがすごく怒っているように見えて、つい謝ってしまった。

「許さない」
冷たい口調で一瞬引いた腰をズンッとまた奥へ突っ込んだ。

「ふっ…ぁぁっん」
どんなに冷たい顔で見下ろしてるだろうと思ったら、すごく優しい目で見つめながら愛おしそうに私の頬を指で撫でた。
「嘘だよ。よかった、宮野があの時のままで」

「そう…かな…」

「ああ。まるでJK抱いてるみたいだ。」
クックックッと笑いながら頬をムニッ摘んでくるけど、私は中で共鳴して動くピクピクで精一杯で、笑顔を作ることもできない。
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