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blossom
第20章 Love19:狂わせる男
「だめっ!やめて、絶対気づくからっ!」

「そうかなぁ?」
ニヤニヤしながら見上げて、今度は舌で乳首をプルンと弾いた。

「乳首、ビンビンに勃ってるよ」

チュッ…チュッ…
わざとらしく音を立てて乳房に吸い付いてくる。

「やっ…だめってば…涼くんっ…だめっ…」

「いいね、萌えるわ」


涼くんは、少し離れたところにある棚から何かを持ってきた。手にしていたのは電マだ。でも、私が見たことがあるものよりも小さい。

「これは?知ってるんだよね?」

躊躇しながらも頷くと、涼くんはコードに繋いでスカートの上からその振動を押しつけてきた。

直接ではないし、何よりすごく小さな振動だったので、すぐにイクようなものではなかった。当てられたままでも涼くんとのキスを楽しむことができた。


「さくらのクリトリス、今日もいっぱいかわいがってあげるからね」
耳に触れた唇がそう囁いた途端、なぜだか一気にクリトリスに痺れが広がった。

振動を強めたわけでも、当て方を変えられたわけでもなく、私の身体のスイッチが入ったのかもしれない。

あの日の絶頂を身体が思い出すだけで、飢えた獣みたいに私の…私のおまんこはヨダレを垂らしてしまうのだ。

ジーン…という甘い痺れが欲しくて、腰が電マを追いかける。私の身体がいやらしくクネクネしていることを指摘するかのように、カチャカチャと鎖の音がなった。
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