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満たされないシェアハウス
第2章 エ・ス
そしてその日の夜
食事を済ませた私と冬馬は
順番にお風呂を済ませた

まずは私

そして冬馬

あ〜…やっぱり
色々と気を使うな

いくら昔からの付き合いとはいえ
冬馬は25歳の男なわけで
辰己と居るのとはわけが違う

いくら
中学の頃
飽きるほど下着を見られてたとしても
今の下着を見せるのは恥ずかしい
だから
透けるようなTシャツはアウトで…

と、あれこれ考えてる私をよそに
なんとあいつは
ハーフパンツに
上半身裸という状態で
お風呂から出てきた

「あー気持ちよかったー。
ほんま最高やな。
琴姉の作る料理は美味いし
風呂とトイレが別とか
天国やわ」

「ちょっと
ちゃんと何か着てよ」

「暑いねん、無理」

「む、無理って…」

分かってんのかなー
男に飢えた女は
プールとかじゃなくて
部屋で見る裸体は
それが上半身だけだとしても
グッとくるものあるんだけど

「ええ身体してるやろ?」

そんな思いをよそに
冬馬は
避けて見ないようにしてる
私の前に立ちはだかった

「ちょ、やめてってば」

「わ、照れてんの?
琴姉案外可愛いとこあんなぁ。
男の上半身なんか
プールとか行ったら当たり前やんけ」

そ、そりゃプールならいいわよ
ここは狭い室内でしょ?!
それに何よ
そのいい身体
やり過ぎじゃない
適度な筋肉の細マッチョ
私の
どストライクじゃないの

「照れてなんかないわよ。
あ、当たり前だし
そんなの見慣れてるし
だいたい冬馬見て
照れるわけないじゃん」

「せやな。
フルチン見られてるしなぁ」

もう
その言葉やめてくれないかな
言われるたびに
辰己と冬馬が
裸で走り回ってる光景
目に浮かぶんだけど

「あ、ちょ、ちょっと」

冬馬は
面白がってんのか
私にもっと近づき
後ずさった私の背中は
壁にピタリとくっついた

冬馬、近いっ
近い近い近い!

そう思ったその瞬間

あ…

目の前の冬馬の体温が
私の頬にふわりと伝わった
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