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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第7章  ネイキッドドール
 室内に響き渡る優夏の叫び声。

 当然すぐに小林の手で、優夏の口は塞がれる。
「ぃゃ~~~~~~」
 構わず叫び続ける優夏。
 すると小林は、机の上に置いた自分のブリーフを取り、優夏の口にあてがってきた。
「うっ!ぅぅぅぅぅ~~~」
 それでも優夏は、叫び続けた。
 その口を塞ぐ小林。
「おいおい、いい加減にしろよ」
 やがて声は枯れ、優夏は疲れ果て、おとなしくなった。
 “お願い、誰か気付いて…”
 そして、運を天に任せて願った。 
 …
 室内に静けさが戻り、クラシック音楽が耳に届く。
 力尽きた優夏が、息を整える。
「はぁぁ…はぁぁ…ゴホッ…ゴホッ…」
 口を覆う小林のブリーフの臭いに、むせる優夏。
 “やだっ、くさい”
 小林の体臭、汗臭、そしてアンモニア臭が、優夏の鼻腔を刺激する。
「ぃゃっ…ゴホッ…ゴホッ…」
 眉間にしわを寄せ、咳き込む優夏。
「まったく、とんでもないじゃじゃ馬だな」
 そう言うと小林は、左手で優夏の口を塞いだまま右手を伸ばし、机の上に置かれたスポーツバックを引き寄せた。
♪ドサッ
 バックが小林の脱いだ衣服にあたり、衣服が床に落ちる。
 だが小林は気にすることなく、バックに手をかける。
「じゃあ、もう少し遊ぶとするか」
 小林はバックの口を大きく開けた。
「ぇっ!!!……………」
 バックの中身を見て、優夏は言葉を失った。
 優夏の目に映ったのは、電マやバイブレーター、手錠など、アダルトグッズの数々だった。
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