この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第2章 アクシデント
...
彼氏である、笹倉樹生の出世が閉ざされてしまうかもしれないと知り、優夏の表情が曇る。
その優夏の様子を見て小林が立ち上がり、優夏の右隣に移動し、腰を下ろした。
「えっ!?」
驚く優夏。
その優夏の肩に左手を回して、小林が耳元で囁く。
「まあ、俺が黙っていれば、いいことなのかもしれないが…」
言うや否や、小林の右手はタイトスカートから伸びる、優夏の膝上に置かれた。
「いやっ!」
優夏は咄嗟に、膝上に置かれた小林の右手を払い除けた。
「ああ、そういう態度なんだ…」
鋭い眼光を放つ小林。
「あの…すいません…」
その目に、たじろぐ優夏。
「小栗君!君は頭がいいから分かるよね?」
再び優夏の膝に、小林の右手が伸びる。
「あっ!」
しかし今度は、その手が払われることはなかった。
優夏は、小林によるセクハラを拒めなかった。
その小林の右手が、内腿に伸びてさすり始める。
「あぁぁ…」
身を捩らせる優夏。
小林はニヤつきながら、更に奥へと手を進めていく。
「あぁぁ…やめてください」
言葉では必死に抵抗するものの、耐えざるしかない優夏。
小林の右手は、スカートの裾を押しながら、股間へと向かっていく。
とっ、その時だった。
♪コンッコンッ
ドアを叩く音が聞こえた。
慌てて体を離す二人。
「失礼します」
ドアが開き、入ってきたのは、柱谷由紀だった。
“たっ、助かった”
危機一髪の場面を逃れ、安堵する優夏。
「なんだね、柱谷さん」
これからというところで邪魔され、不機嫌な表情を浮かべる小林。
「お話し中のところすみません。実は部長、大変なんです」
「んっ、どうした?」
「とにかく、すぐに来てください」
なにやら問題が発生したらしく、由紀に急かされた二人は、現場へと向かうのだった。
彼氏である、笹倉樹生の出世が閉ざされてしまうかもしれないと知り、優夏の表情が曇る。
その優夏の様子を見て小林が立ち上がり、優夏の右隣に移動し、腰を下ろした。
「えっ!?」
驚く優夏。
その優夏の肩に左手を回して、小林が耳元で囁く。
「まあ、俺が黙っていれば、いいことなのかもしれないが…」
言うや否や、小林の右手はタイトスカートから伸びる、優夏の膝上に置かれた。
「いやっ!」
優夏は咄嗟に、膝上に置かれた小林の右手を払い除けた。
「ああ、そういう態度なんだ…」
鋭い眼光を放つ小林。
「あの…すいません…」
その目に、たじろぐ優夏。
「小栗君!君は頭がいいから分かるよね?」
再び優夏の膝に、小林の右手が伸びる。
「あっ!」
しかし今度は、その手が払われることはなかった。
優夏は、小林によるセクハラを拒めなかった。
その小林の右手が、内腿に伸びてさすり始める。
「あぁぁ…」
身を捩らせる優夏。
小林はニヤつきながら、更に奥へと手を進めていく。
「あぁぁ…やめてください」
言葉では必死に抵抗するものの、耐えざるしかない優夏。
小林の右手は、スカートの裾を押しながら、股間へと向かっていく。
とっ、その時だった。
♪コンッコンッ
ドアを叩く音が聞こえた。
慌てて体を離す二人。
「失礼します」
ドアが開き、入ってきたのは、柱谷由紀だった。
“たっ、助かった”
危機一髪の場面を逃れ、安堵する優夏。
「なんだね、柱谷さん」
これからというところで邪魔され、不機嫌な表情を浮かべる小林。
「お話し中のところすみません。実は部長、大変なんです」
「んっ、どうした?」
「とにかく、すぐに来てください」
なにやら問題が発生したらしく、由紀に急かされた二人は、現場へと向かうのだった。