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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第11章 優夏・ザ・ムービ-
顔を曇らせる優夏。
そんな優夏に、小林が声を掛ける。
「どうだね、第三者に判断してもらうのが、公平だと思うんだが...」
「それは、やめてください」
「私も、犯罪者呼ばわりされたままじゃ堪らんからな」
「それは、事実だし…」
小林の発言に怒りを覚えた優夏だが、それ以上の言葉を飲み込んだ。
「だから、第三者にだな...」
「もう、結構です。あの件は無かった事にしますから、もう…いいです…」
自分に勝機は無いと判断した優夏。
怒ることに疲れ、諦めの境地となっていた。
そんな優夏を見つめる小林。
「そういうわけには、いかないなー」
「えっ!?」
「こういう事は、ハッキリとさせないと...」
「いやっ、ホントに…もういいですっ」
「君がよくても、私はよくないんだよ」
「いやっ…あの…お願いですから、無かった事にして下さい」
被害者であるにも関わらず、事件をない事にしてと懇願する優夏。
「犯罪者呼ばわりされて、黙ってられるわけ無いだろ」
小林は、どうしても第三者に判断を委ねると、一歩も引かない態度に出てきた。
そんな優夏に、小林が声を掛ける。
「どうだね、第三者に判断してもらうのが、公平だと思うんだが...」
「それは、やめてください」
「私も、犯罪者呼ばわりされたままじゃ堪らんからな」
「それは、事実だし…」
小林の発言に怒りを覚えた優夏だが、それ以上の言葉を飲み込んだ。
「だから、第三者にだな...」
「もう、結構です。あの件は無かった事にしますから、もう…いいです…」
自分に勝機は無いと判断した優夏。
怒ることに疲れ、諦めの境地となっていた。
そんな優夏を見つめる小林。
「そういうわけには、いかないなー」
「えっ!?」
「こういう事は、ハッキリとさせないと...」
「いやっ、ホントに…もういいですっ」
「君がよくても、私はよくないんだよ」
「いやっ…あの…お願いですから、無かった事にして下さい」
被害者であるにも関わらず、事件をない事にしてと懇願する優夏。
「犯罪者呼ばわりされて、黙ってられるわけ無いだろ」
小林は、どうしても第三者に判断を委ねると、一歩も引かない態度に出てきた。