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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第3章  マジックショー
 …
 会場の熱気が落ち着いたところで、カードマジックが再開された。

 エロックが、カードを引いた二人の男性に名前を聞く。
 二人の名前は、鈴木と佐藤だった。
 その鈴木と佐藤に、エロックが質問する。
「あなた方は、おっぱい派ですか?お尻派ですか?」
 突飛な質問に、一瞬困惑した二人だが、すぐに鈴木が答えた。
「断然、おっぱい派です」
 すると、佐藤も答える。
「どっちも好きだけど、どっちかというとお尻かな」
「ほほぉ、うまく別れましたね」
 エロックは満足げな表情を浮かべた。

 マリがエロックに、マジックペンと洗濯バサミを手渡す。
「ではまず、佐藤さんのカードを当てましょう」
 そう言うとエロックは、拘束された優夏の元に歩き出した。
 そして、台の上に立つ優夏の後ろにしゃがんで、大きな尻の前に顔を持って行った。
「なっ!なに?」
 優夏は驚き、腰を前に突き出した。
 手足が拘束されているため、股間を突き出した姿に、内山が反応する。
 カメラが股間を捉えると、スクリーンに映し出された。
 薄い布一枚に覆われた優夏の恥骨は、こんもりと盛り上がりを見せていた。
「おおぉぉぉ…」
 再び会場も、盛り上がりを見せる。
 優夏が慌てて腰を引こうとするが、エロックが腰に手を当て、前に押してきた。
「ちょっ、ちょっと…」
 股間を突き出した姿のまま、身動きの取れない優夏。
 カメラは、そんな優夏の痴態を映し続けた。
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