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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第15章  ホリデー
 高橋とその彼女。
 特異な二人のプレイに、興味津々の優夏。

 優夏は思い切って聞いてみた。
 他にどんなことをしてますか?と。
 すると高橋は、少し照れた様子で話を始めた。

 定番は、ベッドで横になっての相互オナニー。
 互いの喘ぐ顔を見ながら、好きとかエロいとか言いながら、同時に果てるらしい。

 また、全裸で椅子に座り、彼女に目隠しと両手足を縛ってもらう。
 そのすぐそばで、彼女がオナニーを開始。
 視界を奪われ、身動きも出来ないまま、高橋は射精に至るという。

 他には、後輩を誘い、彼女の部屋で家飲み。
 彼女には、ノーブラTシャツ姿になってもらい、後輩の欲情を煽っておく。
 そして、頃合いを見計らって、急用が出来たと高橋が外出。
 発情した後輩が、彼女に襲いかかり、彼女を犯す。
 その一部始終を、ドアの隙間から覗き見ながらのオナニー。

 様々な二人のプレイを聞き、優夏は股間を濡らしていた。
 そして思ったのは、すべてオナニーが基本となっていること。
 見る、聞く、する。
 そんな、特異な性癖に付き合う彼女。
 優夏は、彼女の高橋に対する、深い愛を感じとっていた。

♪ゴクッゴクッゴクッ
 話を終え、缶チューハイで喉を潤す高橋。
「プハーー...どう、まだ聞く?」
「あっ、いや、もう十分です」
「こんなこと、普通言わないよ」
「えっ、すっ、すいません…」
 確かにと、優夏は思った。

 明日は、二人とも仕事。
 今日はお開きとなり、玄関で靴を履く優夏。
 すると高橋から声が掛かる。
「優夏ちゃん!今日も頼むよ」 
「はっ!?」
「いつもの...オ・ナ・ニ-」
 そう言って高橋は、爽やかな笑顔を見せた。
「えっ!?えぇぇぇぇ…」
 目を見開き、驚く優夏。

 優夏の酔いは、一気に覚めたのだった。
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