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第20章 　カプセルロト

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　　19：53
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　～ ハプニングバーの大部屋 ～

　優夏は、丸い台の上に立っていた。
　それは、2週間前の船上パーティーで使われた、あの回転台である。

　その台の左右の穴に差し込まれた、鉄の棒を掴んで立つ優夏。
　回転台の斜め前方の床には、スポットライトが左右に配置。
　優夏の体に向けて、当てられている。

　室内に流れている音楽は、優夏の動きを止める魔法のクラシック曲。
　つまり優夏は、動けない状態なのである。

　ゆっくりと廻リ続ける回転台。
　回転台の前に並ぶ、4つのパイプ椅子。
　そこに座るのは、優夏が半年前まで勤めていた会社の男達。
　その4人の後ろに、小林が立っている。
　男達の視線は、ビキニ姿の優夏の肢体に注がれていた。

　モデルばりの体型に、Gカップの胸が一際目立つ。
　三角ビキニからハミ出た乳房。
　その乳房を覆う布を押し上げ、主張する頂上の蕾。
　くびれた腰に、大きな尻。
　臀部を覆う布は、少し喰い込んでいる。
　股間に目を向けると、スポットライトで照らされた事により、白い布にクッキリと浮かぶ、逆三角形の影が見える。

　そんな優夏の姿を見て、男達は股間を熱くしていた。