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第22章 　エピローグ

　【一年後】
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　　18：15
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　～ クルーズ船の上 ～

　日が暮れ始める中、風を受けて進むクルーズ船。
　その甲板に、優夏はいた。

　風を全身に浴びる優夏。
「ああ、この生温い風が気持ちいい…」
　落ち始めた陽を眺め、憂いを帯びた顔を見せる。
「あれから、もう1年経つのね…」
　優夏は、1年前のことを思い出していた。

　～･～･～･～･～･～
　マジックショーと催眠術ショーで受けた、恥辱の数々。
　その後に起きた、忌まわしきあの事件。
　それを期に始まった、小林との主従関係。
　その1週間で受けた、数々の変態行為。
　ノーパン業務に、露出プレイ。
　下着や裸での撮影会。
　汚れたパンティを被っての掃除業務。
　前に勤めていた、親会社社員達へのビキニ接待。
　～･～･～･～･～･～

　小林との主従関係を終えて2ヶ月後、優夏は会社を退職。
　今は別のイベント会社で頑張っている。
　恋人だった樹生とは、退職前に別れた。
　只今、彼氏募集中である。