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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章 催眠術ショー
…
首も動かせない優夏は、正面を見ることしか出来ないでいた。
そんな優夏に対し、珍斉は更に暗示をかけていく。
ひじ掛けに置かれた、優夏の右手を取る珍斉。
そして、人差し指を握って伸ばした。
『貴女のこの指は、真実を伝えるために動きます』
「はっ?…なに?」
不安に駆られる優夏。
すると突然、珍斉の質問が始まる。
『貴女の年齢は?』
「えっ?あの…」
『ああ、言ったでしょう。口で答えなくていいです』
そう言うと珍斉は、握っていた優夏の右手人差し指を離した。
「んっ!?えっ!」
珍斉が離した優夏の右手は、勝手に卓上へと動いていく。
「なっ、なに?」
自分の意志とは関係なく動く、優夏の右手。
“えぇぇぇ…どういうこと?”
信じられない出来事に、優夏は驚きを隠せなかった。
優夏の右手人差し指は、卓上にある1枚のトランプカードを指した。
そのカードは、❝ 2 ❞。
そして優夏の右手は、一度上に動き、再び ❝ 2 ❞を指した。
『なるほど、22歳ってことですね』
「………」
あり得ない現実に、優夏は言葉を失った。
そして、珍斉の質問は続く。
身長は?
❝1❞ ❝6❞ ❝7❞
スリーサイズは?
❝8❞ ❝7❞ ー ❝5❞ ❝9❞ ー ❝8❞ ❝9❞
卓上の様子は、大きなスクリーンに映し出されていく。
こうして優夏のボディサイズは、会場にいる全員に周知されたのだった。
首も動かせない優夏は、正面を見ることしか出来ないでいた。
そんな優夏に対し、珍斉は更に暗示をかけていく。
ひじ掛けに置かれた、優夏の右手を取る珍斉。
そして、人差し指を握って伸ばした。
『貴女のこの指は、真実を伝えるために動きます』
「はっ?…なに?」
不安に駆られる優夏。
すると突然、珍斉の質問が始まる。
『貴女の年齢は?』
「えっ?あの…」
『ああ、言ったでしょう。口で答えなくていいです』
そう言うと珍斉は、握っていた優夏の右手人差し指を離した。
「んっ!?えっ!」
珍斉が離した優夏の右手は、勝手に卓上へと動いていく。
「なっ、なに?」
自分の意志とは関係なく動く、優夏の右手。
“えぇぇぇ…どういうこと?”
信じられない出来事に、優夏は驚きを隠せなかった。
優夏の右手人差し指は、卓上にある1枚のトランプカードを指した。
そのカードは、❝ 2 ❞。
そして優夏の右手は、一度上に動き、再び ❝ 2 ❞を指した。
『なるほど、22歳ってことですね』
「………」
あり得ない現実に、優夏は言葉を失った。
そして、珍斉の質問は続く。
身長は?
❝1❞ ❝6❞ ❝7❞
スリーサイズは?
❝8❞ ❝7❞ ー ❝5❞ ❝9❞ ー ❝8❞ ❝9❞
卓上の様子は、大きなスクリーンに映し出されていく。
こうして優夏のボディサイズは、会場にいる全員に周知されたのだった。