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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章 催眠術ショー
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…
正気を取り戻した優夏の前に、テーブルが置かれる。
その卓上にトランプカードが、Aから10まで順に並べられていく。
そして、ハンディカメラを持ったスタッフが優夏の左後方に立ち、卓上にカメラを向けると、マジックショーと同様に、卓上の映像がスクリーンに映し出され、準備は整った。
マイクを持つ珍斉。
『これから優夏さんに質問しますが、答えなくて構いません』
「はっ?…はい」
どういうことかと、困惑する優夏。
『答えは、優夏さんの指が教えてくれます』
「はぃ?」
ますます、優夏は困惑していく。
『では、音楽を頼みます』
珍斉の指示の直後、先程のクラシック音楽が流れ始めた。
♪♬♩♪♬
すると、優夏の体に異変が起きる。
さっき珍斉が説明した通り、優夏の体が動かなくなったのだ。
「んっ!?えっ!あっあれ?」
椅子に座ったまま、突然体が動かなくなり、焦る優夏。
動かせるのは、足の指と腰、そして顔のパーツだけである。
「うそっ!」
マジックショーに続き、またも優夏は、体の自由を奪われてしまったのだ。
しかも今度は、催眠術という暗示によるもの。
“まじでっ!まさか、本当に私が…”
催眠術を信じていなかった優夏は、動揺を隠せないでいた。
正気を取り戻した優夏の前に、テーブルが置かれる。
その卓上にトランプカードが、Aから10まで順に並べられていく。
そして、ハンディカメラを持ったスタッフが優夏の左後方に立ち、卓上にカメラを向けると、マジックショーと同様に、卓上の映像がスクリーンに映し出され、準備は整った。
マイクを持つ珍斉。
『これから優夏さんに質問しますが、答えなくて構いません』
「はっ?…はい」
どういうことかと、困惑する優夏。
『答えは、優夏さんの指が教えてくれます』
「はぃ?」
ますます、優夏は困惑していく。
『では、音楽を頼みます』
珍斉の指示の直後、先程のクラシック音楽が流れ始めた。
♪♬♩♪♬
すると、優夏の体に異変が起きる。
さっき珍斉が説明した通り、優夏の体が動かなくなったのだ。
「んっ!?えっ!あっあれ?」
椅子に座ったまま、突然体が動かなくなり、焦る優夏。
動かせるのは、足の指と腰、そして顔のパーツだけである。
「うそっ!」
マジックショーに続き、またも優夏は、体の自由を奪われてしまったのだ。
しかも今度は、催眠術という暗示によるもの。
“まじでっ!まさか、本当に私が…”
催眠術を信じていなかった優夏は、動揺を隠せないでいた。
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