この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章 催眠術ショー
…
客席に背を向ける優夏。
すると舞台袖からマジックショーで使われた、回転台が運ばれてくるが見えた。
「えっ!……」
優夏は言葉を失い、固まった。
優夏が見つめる中、回転台はステージの中央に設置された。
一人のスタッフが延長コードを引っぱってくると、その回転台の電源コードを差し込む。
そして、金属の棒が回転台の左右の穴に挿し込まれた。
再び登場してきた回転台に、会場がザワつき始める。
一方の優夏は、大きな不安に襲われていた。
“いったい…なにをする気…”
“また酷い目にあうんじゃ…”
優夏の脳裏には、マジックショーでの恥辱的シーンが浮かんでいた。
それは、観客達も同じであった。
期待に胸を膨らませる観客達。
中には、すでに股間まで膨らませる者もいた。
準備が整ったところで、会場のスピーカーから由紀の声が流れてきた。
『大変長らくお待たせいたしました』
『本日の催眠術ショー、最後の演目となります』
『存分にお楽しみください…ガチャ』
由紀のアナウンスが切れると、会場は大きな拍手に包まれた。
それだけ最後の演目に対して、観客達の期待値が大きいことがわかる。
しかし優夏だけは、顔を強張らせ、呆然と立ち尽くしていた。
客席に背を向ける優夏。
すると舞台袖からマジックショーで使われた、回転台が運ばれてくるが見えた。
「えっ!……」
優夏は言葉を失い、固まった。
優夏が見つめる中、回転台はステージの中央に設置された。
一人のスタッフが延長コードを引っぱってくると、その回転台の電源コードを差し込む。
そして、金属の棒が回転台の左右の穴に挿し込まれた。
再び登場してきた回転台に、会場がザワつき始める。
一方の優夏は、大きな不安に襲われていた。
“いったい…なにをする気…”
“また酷い目にあうんじゃ…”
優夏の脳裏には、マジックショーでの恥辱的シーンが浮かんでいた。
それは、観客達も同じであった。
期待に胸を膨らませる観客達。
中には、すでに股間まで膨らませる者もいた。
準備が整ったところで、会場のスピーカーから由紀の声が流れてきた。
『大変長らくお待たせいたしました』
『本日の催眠術ショー、最後の演目となります』
『存分にお楽しみください…ガチャ』
由紀のアナウンスが切れると、会場は大きな拍手に包まれた。
それだけ最後の演目に対して、観客達の期待値が大きいことがわかる。
しかし優夏だけは、顔を強張らせ、呆然と立ち尽くしていた。