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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第6章 トラップ

-・-・-・-
22:25
-・-・-・-
~桟橋近くの親会社所有の倉庫~
倉庫の前に止まる、1台の業務用ワゴン車。
そのワゴン車から段ボール箱を下し、台車に載せる男が一人。
それは、ショーで優夏の痴態を撮影した内山である。
「でっでっでわっ、こっこっこれっ、おっお願いします」
内山は2台の台車に荷物を載せ、どもりながら二人の女性に指示を出した。
一人は、優夏。
もう一人は、優夏の先輩である、柱谷由紀であった。
「二つとも、B列のブースでしたよね?」
内山に確認をする由紀。
「はっはいっ…あと…とっとっ戸締りは忘れずに…おっおっおね」
「はいっ!やっときます」
内山の言葉を遮る優夏。
優夏は内山を睨みつけたあと、台車を押して倉庫内へと向かった。
「えっ!おっおお小栗さん、あっあっああの…」
内山が声を掛けるが、優夏は完全に無視して去っていった。
優夏は、自分の恥ずかしい姿をスクリーンに映し続けた内山に対し、怒りを覚え、あからさまな態度で表していた。
…
優夏の後姿を見つめ、呆然と立ち尽くす内山。
“小栗さんに嫌われた…”
内山は、優夏の大きな尻を見つめながら、寂しげな表情を浮かべていた。
二人のやり取りを見ていた由紀。
「あのっ…じゃー内山さん、お疲れ様でした」
由紀は慌てて台車を押し、優夏の後を追った。
「あっあぁぁ…おっおっおつかれ…」
挨拶を返す内山が時計を見る。
「あっ、いっいっいい急がないとっ」
内山は、残りの荷物を別の場所に運ばなきゃならないため、車に乗り込んだ。
三人は小林部長の指示で、親会社から借りた分の用具を、この倉庫に運んできた。
優夏と由紀以外の女性社員は、桟橋で解散。
残りの男性社員は、自社から運んだ用具の片付けと、分担されたのだった。
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~桟橋近くの親会社所有の倉庫~
倉庫の前に止まる、1台の業務用ワゴン車。
そのワゴン車から段ボール箱を下し、台車に載せる男が一人。
それは、ショーで優夏の痴態を撮影した内山である。
「でっでっでわっ、こっこっこれっ、おっお願いします」
内山は2台の台車に荷物を載せ、どもりながら二人の女性に指示を出した。
一人は、優夏。
もう一人は、優夏の先輩である、柱谷由紀であった。
「二つとも、B列のブースでしたよね?」
内山に確認をする由紀。
「はっはいっ…あと…とっとっ戸締りは忘れずに…おっおっおね」
「はいっ!やっときます」
内山の言葉を遮る優夏。
優夏は内山を睨みつけたあと、台車を押して倉庫内へと向かった。
「えっ!おっおお小栗さん、あっあっああの…」
内山が声を掛けるが、優夏は完全に無視して去っていった。
優夏は、自分の恥ずかしい姿をスクリーンに映し続けた内山に対し、怒りを覚え、あからさまな態度で表していた。
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優夏の後姿を見つめ、呆然と立ち尽くす内山。
“小栗さんに嫌われた…”
内山は、優夏の大きな尻を見つめながら、寂しげな表情を浮かべていた。
二人のやり取りを見ていた由紀。
「あのっ…じゃー内山さん、お疲れ様でした」
由紀は慌てて台車を押し、優夏の後を追った。
「あっあぁぁ…おっおっおつかれ…」
挨拶を返す内山が時計を見る。
「あっ、いっいっいい急がないとっ」
内山は、残りの荷物を別の場所に運ばなきゃならないため、車に乗り込んだ。
三人は小林部長の指示で、親会社から借りた分の用具を、この倉庫に運んできた。
優夏と由紀以外の女性社員は、桟橋で解散。
残りの男性社員は、自社から運んだ用具の片付けと、分担されたのだった。

