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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第6章 トラップ
…
優夏は右腕を持ち上げられ、小林に汗ばんだ腋の匂いを嗅がれていた。
「いっ…ぃゃっ…ゃめてっ…」
羞恥と恐怖で、優夏の声は震えている。
腋の匂いを堪能した小林は、優夏の右腕を下ろし、優夏の肩の上に顎を乗せた。
そして、耳元で囁く。
「ふふふっ、小栗君の匂いは、最高に興奮するよ」
小林は、机に置かれたビデオカメラの画面に目をやった。
“ついに、この女が俺のものに…”
“まさかこんなに上手くいくとはな”
画面に映る優夏を見て、にやける小林。
すべてが、小林の計画通りに進んでいた。
小林は、催眠術ショーで動けなくなった優夏を見て、この計画を思いついた。
まず珍斉に、クラシック音楽で動けなくなる催眠を解かないよう頼んだ。
そして、優夏を一人にするための、罠を仕掛けた。
小林は、部下二人の住まいを把握していた。
女性社員で、由紀はここから一番遠くに住んでいる。
一方の優夏は、歩いて帰れるほど近かった。
二人を組ませれば、先輩の由紀が先に帰るとふんだ。
しかも、元々この倉庫をよく知る優夏が、戸締りをするのは確実だと考えたのだ。
船が到着後、小林は全員に指示を出し、ある物を入手する為にタクシーを飛ばした。
用を済ませた小林は、この倉庫にタクシーでやって来た。
倉庫で片付けをする二人に気付かれないよう、2階の事務所に辿り着くと、持参したパソコンで検索をはじめる。
それは、優夏の動きを封じる❝魔法の音楽❞。
クラシック音楽に精通のない小林は、珍斉から聞いた曲名で検索。
ダウンロードの手続きをしてる最中に、優夏が戻ってきたのだった。
優夏は右腕を持ち上げられ、小林に汗ばんだ腋の匂いを嗅がれていた。
「いっ…ぃゃっ…ゃめてっ…」
羞恥と恐怖で、優夏の声は震えている。
腋の匂いを堪能した小林は、優夏の右腕を下ろし、優夏の肩の上に顎を乗せた。
そして、耳元で囁く。
「ふふふっ、小栗君の匂いは、最高に興奮するよ」
小林は、机に置かれたビデオカメラの画面に目をやった。
“ついに、この女が俺のものに…”
“まさかこんなに上手くいくとはな”
画面に映る優夏を見て、にやける小林。
すべてが、小林の計画通りに進んでいた。
小林は、催眠術ショーで動けなくなった優夏を見て、この計画を思いついた。
まず珍斉に、クラシック音楽で動けなくなる催眠を解かないよう頼んだ。
そして、優夏を一人にするための、罠を仕掛けた。
小林は、部下二人の住まいを把握していた。
女性社員で、由紀はここから一番遠くに住んでいる。
一方の優夏は、歩いて帰れるほど近かった。
二人を組ませれば、先輩の由紀が先に帰るとふんだ。
しかも、元々この倉庫をよく知る優夏が、戸締りをするのは確実だと考えたのだ。
船が到着後、小林は全員に指示を出し、ある物を入手する為にタクシーを飛ばした。
用を済ませた小林は、この倉庫にタクシーでやって来た。
倉庫で片付けをする二人に気付かれないよう、2階の事務所に辿り着くと、持参したパソコンで検索をはじめる。
それは、優夏の動きを封じる❝魔法の音楽❞。
クラシック音楽に精通のない小林は、珍斉から聞いた曲名で検索。
ダウンロードの手続きをしてる最中に、優夏が戻ってきたのだった。