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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第7章  ネイキッドドール
 この危機を脱するには、声を上げて助けを求めるしかない。

 だがこの一帯は、工場や倉庫が立ち並ぶ工業地域であり、民家はない。
 隣接する自動車修理工場も、この時間に稼働しているはずもない。
 バス停は近いが、最終の時刻を過ぎているため、人がやってくることもない。
 前面道路は、車の往来はあるが、人通りは極端に少ない。
 悪い条件が重なるが、助かる希望は、それしか浮かばなかった。
 ただ、口を塞がれてしまっては、万事休すである。
 チャンスは一回。
 優夏は、そのチャンスに賭けることにした。

 臀部から離れた小林は、再び立ち上がり、優夏の背後に立っていた。
 そして、優夏の耳元に顔を近づけ、耳元で囁く。
「どうした、何を考えていたんだ」
「………」
 口を紡ぐ優夏。
「ケツの穴を舐められて、イきそうだったろ?」
 そう言って小林は、優夏の乳房に左手を廻し、揉み始める。
「あんっ!…んんっ…」
 一瞬声を上げた優夏だが、すぐに唇を噛みしめた。
「どうした、さっきみたいに喘いでいいんだぞっ」
 更に小林は、右手を優夏の下腹部へと伸ばす。
 そして、激しく濡れた陰核に触れる。
「んあっ!…ぁぁぁ…」
 思わず、優夏の唇が開く。
「ふふふっ、凄い濡れようだな」
 小林は笑みを浮かべながら、再び泉の中へと中指を挿入する。
♪クチュッ…クチュックチュッ…
「ぁんっ!…んっ…んんんっ…」
 打寄せる快感に耐え、優夏は唇を噛みしめた。
 すると小林の中指は、すぐに抜かれた。
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