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先輩の彼女を調教してやった
第73章 騙されていく結花
しばらくして広美が買い物から帰ってきた。

結花と太田は広美を中心に何事もなかったような会話を楽しんでいく。

そして時間がすぎ、結花が帰ることになった。
広美は結花をドアまで見送り挨拶を済ました。

そして太田も同じように結花に話しかける。

「結花ちゃん、今日は楽しかったぜ、俺でよければいつでも話し聞いてやるからさ、よろしくな」

太田の少し意味ありげな会話に広美は違和感を感じたが、結花が居なくなるとドアを閉め、太田と二人で部屋に戻った。

そして結花は帰りの電車の中でも考えていた。

いくらなんでも太田の話しは飛躍しすぎなんではないかと疑いの気持ちになる。
しかし太田は健治と仲が良く、それに広美と付き合っていた。
そんな太田が嘘をつく必要があるのか?と結花は考えていた。
もしかして本当に善意で自分に伝えているのではないかと。

なにより結花は健治と幸せになりたかった。
せっかく健治と付き合えたのに処女だからという理由で別れてしまうのは嫌だと思ってしまう。

それならばと。

やはり恋は盲目なのだろう、結花は悩んだすえに太田に一通のメールを送信した。

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