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不埒に淫らで背徳な恋
第13章 【番外編〜快くんと瑠香の日常〜その①嫉妬】
胸ぐら掴んであげる。
一瞬怯んだけどやっぱり膨れっ面。
そのまま上乗っちゃうからね?
背もたれに倒したら手を取り胸へと触らせる。
「え、イチャイチャってどんな?こういうこと?こんなこと、私がしちゃうの?快くんのお友達と?」
「ダメ…!絶対ダメ!!」
服の中に手を入れさせ直接ブラに触れたら揉み始める。
「これって浮気だよね?快くん以外とこういうこと私がすると思う?」
「思わない…!ごめんなさい」
「本気で言ってるの?心外極まりないんだけど?」
「ご、ごめんなさい…!許して?何でもするから!」
「何でも?」
「うん、何でも…!」
引っかかったね?ニヤリ。
「じゃ、私が良いよって言うまでエッチ禁止ね?」
「え……うん、わかった」
この笑顔の意味、わかってるかな?
どうせ今日明日…だと思ってるでしょ?
私も我慢出来なくなるだろう…なんて高を括ってる?
一度やってみたかったんだ。
同じ屋根の下での禁欲生活。
揉んでた手を退けさせ、離れた。
「今からスタートだよ?あ、勿論オナニーも禁止ね?」
「……わかった」
その夜、ベットで。
「ねぇ、手を繋ぐのもダメなの?」
ほら、わかってないでしょ?
想定内だけどちょっとした罰だよ。
「エッチ禁止イコール接触禁止だよ?我慢してね」
「え、いつまで?」
「言ったじゃん、私が良いよって言うまで」
「怒らせたならごめんなさい」
「おやすみ〜」
ねぇ、もうちょっと続けさせてよ。
ギブアップするの早過ぎでしょ。
背中向けて寝るの初めてだな。
ごめんね、意地悪して。
「えっ!?高校の同窓会!?」
「あれ?言ってなかったっけ?今週だよ?」
「うぅ…聞いてました」
実家の方にハガキが来ててこの前お母さんが孫を見るついでに持って来てくれていた。
その日、快くんも仕事が休みで娘たち見てるから楽しんでおいでって言ってくれてたよね?
「うん、だからちょっと遅くなるよ?ちゃんと寝かしつけておいてね?」