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夏といえば、寄宿舎生活だよね?
第2章 女子5人と1つ屋根の下に?
「ところで」
と僕がケーキを食べかけると、ユキヨが言った。
思わずユキヨのほうを見てしまい、僕はウッとのどを詰まらせた。
「かつと君、それじゃ暑いでしょ?かつと君も水着になったら?」
「いや、いいよ。僕はこれで、だいじょうぶ」

しかし僕の周りを、あっという間に美少女5人があられもないビキニとスク水姿で囲んできた。
「ツグミ、そっち持って」
とユキヨが僕のTシャツの右のすそをつかんできて。ツグミにも左のすそをつかまれ、次の瞬間、僕は2人によってTシャツを強制的に脱がされた。
「わああーっ??」
僕は、慌ててあらわになった裸の胸を両手のひらで隠した。いや、隠すものは別にないけど、なんか恥ずかしくて。
すると僕のイスが強制的に動かされ横向きに。
3人の中1のスク水とビキニの女子たちが僕のズボンのファスナーを降ろし、ズボンをつかんできて
「せーの」
で強制的に脱がされた。
「わああああーーーーーッ?????」

僕は、パンツがブリーフだったので、恥ずかしく、飛び上がって逃げた。
「やめてくれーっ!!!!!」
「かつと~~♡かつとの部屋から持ってきた、海パンだよ?これに着替えて~?」
とカリナが海パンを高く掲げた。
僕の部屋にも水着が用意されてたのか…。というか、カリナ、おまえ勝手に部屋に入ったな?
「じ、自分で、着替えるから…」
と僕は後ろ向きで後ずさりしてその海パンを受け取ると、食堂から飛び出し、廊下で着替えた。

かくして僕は、上半身裸の海水パンツ姿で、再び食堂に鎮座。
「かつと君、はい、アーン」
「え?」
たわわなぶらぶらと揺れるものをチラ見しながらケーキを頬張ったものだから、のどにウッと詰まりかけた。
「かつとくん、アーン」
前からも
「かつと、はい、アーン」
とビキニのサヤカが前かがみになって…。
「わ?」
僕は、慌てて視線をそらしたが、差し出されたケーキをパクッと頬張るとき、それは見えてしまった。

「な、なんで、一緒に食べなくちゃいけないんだよ…?各自部屋で食べればいいじゃん…」
と僕が言うと、ユキヨが
「それじゃ、ダメなの!食事は、全員一緒に取らなくちゃいけないの!それが、すべての…人間関係の一番の基本だよ?」
と。
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