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純愛不倫
第4章 【第四章】

恥ずかしくて目を背けてしまう。
私の人差し指の第二関節を包む、
彼の舌も、唇もふにゃふにゃに柔らかい。
それがとても気持ちいい。
亜美「斎田さ・・ん、、恥ずかしい・・・。」
目を背けたまま、素直に伝えると、
頭を支えて、キスをされた。
SEXの最中に、こんなにキスをしたのは初めてだった。
そのまま、ベッドに倒され、キスを続けた。
斎田「すごく綺麗だよ。」
唇をはなし、起き上がった彼が、
私を見下ろしながら言う。
肩にぶら下がっていた下着は、
いつの間にか、どこかへいってしまい、
私の上半身を隠すものは何もなかった。
亜美「く、暗くして・・?もう恥ずかしくて死にそう・・。」
胸の前で腕をクロスし、
手ブラをして、なんとか隠しながら言う。
すると、おでこにキスを落とされ、
今日だけだよ?と、彼が囁く。
それだけで、また少し濡れた。
薄暗くなった部屋で、彼も服を脱ぎだした。
年齢を感じさせない、セクシーな身体に釘付けになる。
腕と、胸にほどよくついた筋肉が、どタイプだった。
腹筋が割れているわけではないが、
それもまた、私の好みだった。
下着1枚になったところで、私のスカートに手をかけた。
亜美「あ、、待って。」
私は彼の手をとめ、慌ててストッキングを脱ごうとした。
上半身裸に、ストッキングの姿は、
自分の見え方として、許せなかった。
でも、
寝ころびながら、できればセクシーに、
ストッキングだけを脱ぐのは至難の業で、
諦めた私は、ストッキングとスカートを一緒に脱いだ。
彼は、その間に私の横に寝ころび、
自分で肘枕をしながら、
おでこや、頬にキスをしていた。
脱ぎ終わった私は、
くすぐったい、と言いながら、
肘枕の間に腕をとおし、抱き着いた。
頬ずりした彼の素肌は、とても合った。
肌が合うというのは、こういうことなんだと、知った。
斎田「亜美の肌、すごい気持ちいい。ずっとこうしていたい。」
私の背中をさする彼に、
同じことを思っていた。と伝え、
2人で笑いながら、またキスをした。
こんなに甘く、幸せな時間もまた、初めての経験だった。

