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私は性欲モンスター
第3章 彼氏との性
それからはまた平穏な日々が続いた。私は年上の彼との付き合い方に沢山欲が出てきた。色んな事をもっとしたい、そう思った時に遠距離をしていた彼と会う機会があった。
やっぱり夜中に抜け出し、車で行った先は友人のマンション。
屋上へ上りイチャイチャしていた。するといつもと違うキスを彼が仕掛けてきた。
私も一生懸命それに応じる。しばらくすると、彼の右手が私の左胸に到達していた。
蚊の鳴くような声で私は「あっ… 」と感じていた。
もっと、もっと、と私は思っていたが、彼はそこで「ここまでにする」と言った。
凄くガッカリした。今思えば優しい男だったのだと。
年上の彼とはその後会わなくなった。遠距離恋愛は長くは続かず、風の噂で彼に彼女が出来
たらしい。怒りはなかった。それは恋愛についてよくわからなかったからだ。
高校生になり、すぐに新しい彼氏が出来た。二つ上の同じ学校の先輩だ。
学校では暗めの男子だったが、男らしさを感じた。
彼は高校生にして独り暮らしをしていた。
学校から近くの木造のボロアパート。たまにネズミもいた。
私は毎日学校が終わると、スーパーへ買い物し、彼の家に行き食事を作り、新婚ごっこをし
ていた。
「みうは料理が下手だなぁ」
「これから上手くなるの!」
そんな会話もいとおしかった。
また、初めてのセックスもその彼とだった。場所は家ではなかった。公園だった。
彼も私も初めて同士。手探りでセックスを楽しんだ。
公園や人気のない場所、彼の家、あらゆる場所でセックスをした。
毎日毎日セックス三昧。外ですると虫に食われ、私の腕や足は虫刺されでいっぱいになった。
お互いにキスマークを付ける事もしていた。それも一つではなく首いっぱいに。
キスマークを付ける事で束縛をし合っていたのだ。
しかし高校時代が終わると同時に一度別れてしまった。
彼は姿を消してしまった。
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