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息子の嫁
第15章 愛の交歓
彼女にとっての、キスは小説で言うなら濁点のようなものだった。

一つの行為が終わり、キスをされる事で次の行為を想像でもしてるかのように、その度に興奮度が増してるようにも想えた。

こんな、もどかしい行為をする事に、まだ私は馴れてはいなかったが射精して直ぐ終わるセックスよりもこの、もどかしいとも想える営みが私も徐々に、好きになっていた。

彼女は、以前は濡れない女だった事を私に教えた。

もしかしたら智輝は、濡れてない彼女の膣内を好んだのではないだろうか?

だとしたら、快感とは程遠い痛さが伴うセックスだったのでは?だから彼女は濡れなかったのでは?

もどかしいとも想える程に長い前戯を続けながら私は、そんな事を考えてたがそれを彼女に、聞く事は出来なかったが少なとも私の知る彼女は、とても濡れ易い女だった。

感度も良く、愛撫を続けると膣口からシーツに糸をひく程に濡らし更に、濡れた粘膜が私の男根を優しく包み来んでもくれたが、まだ私は彼女の中に挿入する事は出来なかった。

両脚を静かに引き寄せ、M字のように両膝を立て私の愛撫を待っていた彼女のソコを目にした時、もう一人の自分が私に話し掛けた。

私は、薄っすら毛が生えた程度の女性器をただ見続けていた。

あの時、彼女が言ったように毛を剃っていたなら小ぶりにも想える彼女の女性器は、きっと幼い子供の、それのように可愛いのでは?彼女を諭すように言った私とは違う自分が私に、そう話し掛けた。
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