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息子の嫁
第24章 最終章

――――――――――


あれから一週間が経ち、検査入院から解放され麗奈が今日、退院した。

退院した彼女を車に乗せ私が、お世話になった熊谷さん夫婦の家に向かっていた。


「駿…。」

「なんだい麗奈?」

「私、早く駿が好きな、ご夫婦に会いたい。」」

「そうか…。」


それから間も無く私達が、お世話になってた夫婦の家に着いた。

車が止まると、助手席に乗ってた彼女が、真っ先に外に飛び出した。


「駿、駿…。」彼女が、大きな声で私を呼んだ。

「どうした?」

「駿、ここよ。ここなの。私が見た夢の場所は、ここなのよ。」


彼女は、景色を見て、興奮してた。

その声を聞き、夫婦が外へと飛び出して来た。


「奥さん。間違いないのかい?」


彼が、麗奈に訊いた。


「間違いないわ。駿、ここなのよ。」


「やっぱり。」

「やっぱりって、駿には分かってたの?」

「確証は、なかったけど、もしやとは想ってた。」

「そうなの――」


彼女は、まだ興奮してた。


「麗奈…。私が、お世話になってる熊谷さん、ご夫婦だよ。麗奈も挨拶して。」

「麗奈です。駿が、大変お世話になりまして、ありがとうございます。」


麗奈が、夫婦に頭を下げた。


「まあ二人共、中に入って落ち着こう。」彼が私達に、そう言い家の中に招き入れた。


「麗奈…。」


彼女は、まだ興奮からさめてないようだった。


ご夫婦が私達、二人を家の中に招き入れ居間に置かれた、テーブルを挟むように私達は、奥さんが用意した座布団に座った。


「奥さん。大丈夫ですか?」


彼に、そう訊かれた彼女は「はい。」と返事をした。
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