この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater31.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
悪魔から愛されて
第7章 抑えられない気持ち
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
暫くすると…
カチャ…ドアの空く音がして誰かが部屋に入って来た…
コツコツコツ…音が男性の靴のようだ…
「鈴木さん…大丈夫かな…」
どこかで聞いたことのある声…
…っあ…この声…まさか…
「龍崎だけど、入って大丈夫かな?」
なんで…ここに部長が…だめ…今…会いたくない…
カーテンが少し開けられ、龍崎部長が入って来た。
「さっき、マネージャーから聞いてね…君の体調が悪いと言うから心配したよ…」
「あ…あの…もう大丈夫です…ご心配おかけしました…」
「…そう。良かった。」
「あの…龍崎部長…」
「…っん?なに?」
自分が抑えられない…
私、何を言おうとしてるの…
自分に嘘がつけない…
助けて…
「あの…昨日の…続きを…」
「昨日の続き?」
「続きを…して欲しい…です。」
「なんの続きかな?」
「だから…あの…昨日してくれた…」
「何をしてあげたっけ?言ってくれないとわからないよ。」
「私に…き…キス…してください…」
私、何を言ってるの!…
龍崎部長の目が優しい目に変わった…
「…いい子だ…良く言えたね…たくさんあげるよ…」
龍崎部長は私の顎を引き上げると、軽く口づけを繰り返した…
チュッ…チュッ…医務室に音が響く…
唇だけの軽い口づけだけなのに…溶けてしまいそう…気持ち良い…
![](/image/skin/separater31.gif)
![](/image/skin/separater31.gif)