この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
悪魔から愛されて
第15章 嫌な予感
健斗は会社からの命令で、三枝物産のお嬢様と3日間の北海道旅行に行くことになった。


…出発の朝…

「恵美…俺…連絡は毎日するから…本当に…すまない…こんなことになって…」

「大丈夫だよ…健斗の所為じゃないしね…健斗はそれだけ魅力的ってことだよ…」

「恵美…ありがとう…」




笑顔で健斗を見送ったが、心臓は刺さったナイフに切り裂かれそうだった…


健斗を信じてる…


でも…


嫌な予感がする・・・




会社に出社すると、事情を知るマネージャーが深刻な顔で話し始めた。
「鈴木さん、僕も健斗君を信じているが、あの親子はかなり執念深く、しつこいからね…本当に申し訳ない…僕もどうすることも出来なかった…悔しいよ。」

「そんなに心配しないでください。健斗は大丈夫ですよ…私は信じていますから。」

「…う…うん。そうだな。」




ランチの時間、京子も心配してくれていた…

「恵美…今日から高山君、北海道でしょ…」
「…うん。そろそろ飛行機が到着するころかな…」
「…恵美…きっと大丈夫だよ…高山君は恵美だけだから…」
「ありがとう…」

京子の顔を見て、涙が溢れて流れ落ちた。
京子は何も言わずに、自分のハンカチを私に渡して心配そうな表情を浮かべる…



毎日、連絡くれるって言ってたし…


…信じなくちゃ…


…健斗…





その日の夜、なかなか健斗から連絡がなく、眠れずにいた…

すると、健斗からの連絡を携帯が知らせた…

「け…健斗…もしもし…」

健斗の声が聞こえるのではなく、動画が送られているようだ…

…動画?…

恐る恐る動画を再生してみると…

そこには、ホテルのソファーに座る健斗が映っていた…
そこへ、三枝さんが何か飲み物を健斗に渡した…
健斗はそれを飲んでいる…


暫くすると…

健斗はソファーに倒れるように眠ってしまったようだ…


…えっ…


すると…三枝さんは、健斗に口づけをする…


健斗は目を覚ます様子がない…


…健斗…


三枝さんは健斗のシャツのボタンを外す…
さらに…ズボンのベルトに手をかけた…


…嫌…健斗…起きて…



ズボンのファスナーを開けて、その中に手を入れた…



…やめて…健斗…健斗…




…動画はそこで終わっていた…

この後、何が起きたか…想像したくない…


…健斗…
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ