この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
悪魔から愛されて
第15章 嫌な予感

…その日の午後…



三枝物産の社長と、役員とみられる男性が会社にやって来た…
健斗とマネージャー、そして龍崎部長が応接室で応対するようだ…


…健斗…大丈夫だよ…きっと…


数時間後、応接室から三枝社長が出て来た…
気のせいか顔色が悪いように見える…
それに続き、役員男性や健斗たちが部屋から出てくる…


三枝物産の社長たちを見送り、健斗達が戻って来た…


マネージャーが私に近寄り声をかけて来た。
「鈴木さん、ちょっといいかな…話がある。」

私を営業部の隅にある打ち合わせコーナーに座らせると
マネージャーと健斗がそこへやって来た。


健斗を近くで見ると、涙が溢れる。


「恵美。全部終わったよ…。」
健斗が微笑んでいる…。

その表情から、良い方向に話が進んだのがわかる。

マネージャーが説明を始めた。
「今回の件は、全て三枝社長に伝えたよ…もちろん動画の件もね…本来ならば警察に言うべきだが、何とか伏せて欲しいと要望があってね…そのまま取引は行う事と、今後は高山君に娘を近づけない事を条件にして来たんだ…」

健斗は大きく頷いた。

「僕は、解ってもらえて、取引もしてくれるなら…許すことにしたんだ…」


…健斗…

私は思わず健斗の胸に抱き着き、顔を埋めた…



“ゴ…ゴ…ゴホン…”
「鈴木さん、ここは会社なので…抱き着くのは後にしてください…」

マネージャーに笑みがこぼれていた。


/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ