この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater31.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
悪魔から愛されて
第17章 私の中のリリス
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
私は気づいていた…
健斗に抱かれるたびに…
幸せだけど…
満たされなくなっている…
何を求めているのか…
考えたくない…
私に中のリリス…
あなたなのですか…
いつものランチタイム。
京子は今日ものろけ話に夢中だ…
「昨日は彼の家にお泊りだったから…もう眠くて…」
「うん…。」
「最近、彼が激しく求めるから…」
「うん…。」
京子が少し怒り顔になった。
「…恵美…ちゃんと聞いてる?うん、ばっかり…」
「ご…ごめん京子…聞いてるよ。」
「もぅ…。ところで、恵美はどうなの?高山君とエッチしてるんでしょ?」
京子に本当のことは言えない…
「…えっ…やだ…普通に仲良くしてるよ…」
「いいなぁ…恵美は毎日一緒だもんね…」
「…うっ…うん」
京子にも気づかれたくない…
健斗に抱かれても満たされないなんて…
欲求不満なんて…やだ…
この体の渇きを癒せるのは…
あなただけなのは解っています…
ルシファー…
![](/image/skin/separater31.gif)
![](/image/skin/separater31.gif)