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第12章 女社長

「宮下さん。　大丈夫ですか？」

「森岡君、ヒドイ。　今、痛かった」

「す、スミマセン……僕も不慣れなんで……」

今、僕の肉茎は綾乃の奥までは達していない。さらに侵入させたいが、綾乃がしがみついてくるので、動けないのだ。


「いま。ビリって感触があったの。　それに、凄い圧迫感があるのね。
これがセックス？」

「宮下さん、まだ全部入ってません。　少し力を抜いてください」

「え？　まだあるの？　何をするの？」


綾乃から力が抜けて、僕は自由に動けるようになる。

「奥まで行きますよ、宮下さん」

「え？　え？　ちょっと、　森岡君」

僕は、一気に綾乃の奥まで侵入した。


「きゃーーー」綾乃は、白い喉を逸らして、叫び声をあげた。
口をパクパクさせ、目も泳いでいる。

「あう……う、森岡君、キツイ……、お願い、もう無理」

「大丈夫です、これ以上は奥まで行きませんから」

「でも、イヤダ……、なんだか怖いよ」

綾乃は、まるで少女のように怯えた表情をしていた。

しかし、男は、こうなってしまうと止まらない。


「ダメです、もう止まりません。　動きますよ」僕は、一声かけると、腰の律動を始めた。

「え？　え？　なんで動くの？　ホント、ヤメテ森岡君、　痛いの」

そんな事を言われても、止まらない。　僕は構わずに腰を動かし続けた。


最初は痛がっていた綾乃だったが、やがて声が甘い色に変わり始めると、僕の動きに合わせて腰をくねらせ始めた。


「ああ……、なんだか変よ、　変なの、森岡君……、私、変なのよ……」


初めて男を迎え入れる女の花芯は、凄い圧迫感で、しかも強烈に絡みついてくる。

僕は直ぐに射精感が増してきて、我慢ができなくなった。


「すみません、宮下さん。　もう出ます！」

佳那とは避妊していないため、そのまま彼女の中で放出するのだが、綾乃は、そうはいかない。

僕は、ギリギリまで綾乃の中に留まった後、一気に肉茎を引き抜き、綾乃の黒い茂みに向かって白濁の汁をかけた。



綾乃の秘部からは、赤い糸が垂れ、シーツを汚していた。


僕が全てを放出し終えると、綾乃は呆然としていたが、ポロポロと涙を零し始め、子供のように泣きじゃくった。


「自分でもなんで泣いているか分からないの、暫く放っておい」

僕はただ、オロオロとするばかりだった。