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新・性生活
第29章 その後の舞子と孝幸と翼
雨と鞭とはよく言うよね。寿美さんは翼に必要な人なってる。

そんなことを考えながらその日、翼は初めての入学式に参加した。私は何回目かな。歳の差夫婦に回りはどんな風に思ったのかな。翼はなにを感じてる?パパとしてなにを思ってるの?きっと緊張してただけだよね?その顔を見てたらまた甘えてしまう。

「つばさ、私、老けたでしょ?」

見つめる目と唇に塗ってるリップクリーム。見てるだけでまた甘えたくなる。

「今日が一番綺麗。まいこ。ママになったまいこが今まで一番素敵だ」

だ。だって。あの時みたいに下から目線で呼ばないんだ。男らしい言葉使いして背伸びしてる姿も可愛い。新しいスーツ、私が買ってあげたかった。似合ってるけど凛も翼も一年生みたいで可愛いよね。

「なに笑ってるの?まいこ?」

真顔で言われて嬉しさが顔に出たみたい。会いたかったよ。会いたかった。隠れて会いに来てたとかずるいよ。

あの夜、置いてきぼりしたときと一緒じゃん。私の気持ちをもてあそぶのは翼なの?お願い翼、これからは私たちにも時間を頂戴。

帰ってきてくれてたんだね。翼。ありがとう。

翼の唇に親指で触れてた。なに?まいこ?って言うからしー。って仕草をして親指で絡めとったリップクリームを自分の唇に塗りつける。

その時にはまた翼が私の涙を両手の親指で拭ってる。

その両手のぬくもりが嬉しいけど、やっぱり私は恥ずかしいよ。って言ってしまう。すぐに翼はハンカチを出してきた。

「まいこさんはすぐ泣くと思って二つ持ってきた」

その可愛い表情にまたキュンってなるけどまたさんを使い分けるから私は翼の虜になってしまう。
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