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体育倉庫のハイエナ
第25章 25
 さらに四人は、奈津子を貶めるべく、新たな遊戯に興じた。

 発案したのは、マモルだった。

「よしっ、じゃあこれから、みんなで一斉に、奈津子ちゃんのクリを可愛がってやろーぜ!?」

 もちろん誰も反対しなかったし、奈津子が、

「や、止めてッ!止めてッ!」

 と慄きながら訴えても、当然のように無視した。

 それから四人は、奈津子のクリトリスの周囲で、それぞれ両手を握り締めると、中指だけを奈津子のクリトリスに向けた。

 合計8本の中指が、クリトリスに向いていることになる。

 然る後に8本の中指が、小さな子供を襲うスズメバチの群れよろしく、奈津子のクリトリス目がけて次々と、矢のように飛んだ。

「あふぁぁ!――アフゥンっっ、あぁああぁんっ――あふぁふぁアァ!――アフゥン!あふあふぁ!――あふぁあふぅ!」

 奈津子はレンヤの組んだ足の上に乗せた頭を振り乱して、息を吐く暇なく、悶え狂う。

 そのけたたましい喘ぎ声の狭間に――これもきっと思わず口走ってしまったのだろう――奈津子が破廉恥な告白をした。

「あふぁふぁ、はっふふぁあぁッッ!!――イ、イッちゃうッ!――ふぁふぁふぁんんんファァ!――イッちゃうぅぅ!――フォオオあぁん!」

 その告白を、四人が聞き逃す筈もなかった――そして四人は、その日二度目の協議に入った。

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