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第39章 ３９

　その次にはマサムネが、奈津子のクリトリスの愛撫に取り掛かった。

　奈津子の前に座っていたマモルとヒデアキが両脇に除けて場所を譲って、マサムネはそこに胡坐をかいて腰を下ろした。

　然る後にマサムネは、両手の指先を使って包皮を捲って、剥き出しのクリトリスを見つめる。

　途端、奈津子がまた顔を左右に激しく振って、拒絶の悲鳴を撒き散らした。

「イヤぁぁっ、イヤあぁイヤぁぁっ、イヤっイヤっイヤっ…」

　しかしこの時も、左右に振っていたはずの首は、マサムネが舌の先でゾロリと舐め上げた途端、

「あふううぅぅんッッ！」

　という喘ぎ声とともに、ビクゥゥン！――と真上を向いた。
　
　それからマサムネは舌を使ったクリトリスの愛撫を開始して、その直後には、そんなマサムネの両脇にいたマモルとヒデアキも立ち上がって、乳首への愛撫を重ねる。

　立ち上がった二人は、体を少し前に屈めては、ぬちゅっ――とか、ちゅぷっ――とか、あるいは、じゅるるっ――という音を立てて、勃起した乳首に吸い付く。

　その後、唇を緩めて、そこから伸ばした舌先で乳首を弄ぶ。

　逃げるように転がる乳首を、舌先で追いかけ回したり、舌先を上下に揺らして、ぴしゃぴしゃぴしゃ――と叩いたり、または勢いよく舌を突き出して、真上から乳首を突いたり――そんな気の向くままの舌の愛撫を、気の向いた時間だけ施す。

　やがて乳首を舐めるのに飽きると体を起こして、今度は指で乳首を弄る――弄びながら、目の前で狂ったように悶える奈津子の顔を、存分に眺めて楽しむ。
　
　勿論その際には二人とも、ただ奈津子の顔を眺めるだけじゃなくて、今まさに悶える奈津子の顔に飽きもせず、幾多の嘲笑と罵倒の言葉を吐きかける。