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体育倉庫のハイエナ
第43章 43
 直後、四人はまた一様に爆笑した。

 その一方で奈津子が、今さら四人の爆笑に包まれて、屈辱に顔を歪めたり泣き喚いたりする訳もなかった。

 でも、どうやら絶頂への欲望は、まだ相当に抱えているらしく、それ故奈津子の関心は爆笑よりも、レンヤのペニスに向けられていた。

 奈津子は後ろを振り返り、爆笑するあまり腰の律動をお座なりにしているレンヤに、律動の再開を嘆願した。

「レンヤ先輩、もっと突いてッ!…私のオマ×コ、レンヤ先輩のチ×ポでもっとズコズコしてぇぇッ!」

 然る後、奈津子は前を向き直ると、“チ×ポ”の連呼を、自主的に再開した。

「チ×ポ、チ×ポ、チ×ポ、チ×ポ、チ×ポ、チ×ポ、チ×ポ…」

 そんな奈津子の態度は――僕が見ても――そしてきっと四人からしてみても――『殊勝』と形容して相応しいものだった。

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