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第45章 ４５

「むッむーーーむぅぅ！うむむんッ！…うむッうむーーーッ！」　
　
　マットの上に仰向けに転がっている、奈津子の賑やかな喘ぎ声が、体育倉庫に響いている。

「ううぅむむんッ！うむむーーーーッッ！…むむぅんっ、むむむ…むッ！」

　でもそれは賑やかでありながらも、くぐもって不明瞭だった。

　でもそれもその筈で、今はマサムネが奈津子の顔の上に、胡坐をかいて座っていた――背中をこちらに（奈津子の体が転がっている方に）向けている。

　だから今、僕には奈津子の顔は見えない。

　そこにあるのは、マサムネの巨大かつ醜い尻で、僕が眺めることができるのは、太腿を大きく開いた、カエルのような格好をした奈津子の体だけだ。

　時にレンヤは、奈津子のそんな大きく開いた太股の間に、座っていた。

　ペニスを奈津子の秘部に挿入した状態で、レンヤはその腰を静止させている。

　マモルとヒデアキは、奈津子の体を間にして、向かい合うように座っている。

　二人は気の向くままの指先の愛撫を、奈津子の体に加えていた。

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　つい先程、『チ×ポォォォッッ！』と叫びながら、奈津子は絶頂を得た。

　その際、四人はそろそろ帰宅する方向で、話を進めていたはずだった。

　それにも拘らず、今もなお四人に、帰宅する気配は一向に見られない。

　その最たる理由は、奈津子は絶頂に達した一方、レンヤがまだ射精に至らなかったからだ。

　だから奈津子が絶頂を得た直後、なおも勃起しているレンヤのペニスを見て、他の三人はその持久力に感嘆しつつも、レンヤにも射精を促した。

　然るに男達は、奈津子を仰向けに寝転がして、レンヤは自身が射精すべく奈津子の秘部にペニスを突き刺した。

　その後、レンヤはしばらくの間は、自由気ままに腰を動かして、奈津子の淫唇とペニスの摩擦を楽しんでいた。