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第48章 ４８

　ここでも結果は、ヒデアキが勝った。

　二人の賭けが成立した後、マモルがその腰の律動を一段と激しくした――応じて、奈津子の嬌声も一層騒々しく、破廉恥になる。

「かはぁああぁあんッ、んなあぁぁぁ！んああんッ――んんくふぅぅうんッ！――ああぁなあんッ！くはぁぁ！くはあああッ！」

　程なくして、奈津子が四人の“お気に入り”の、滑稽この上ない喘ぎ声を撒き散らし始めた。

「うッほおおおおんッ、うほほほおぉおぉおおんッ！――ううぅッほおぉおぉおんッ！」

　それから間もなく、奈津子は絶頂を迎えて、その瞬間に声高々に叫んだ。

「スケベッ、マ×コォォォォォッッ！――んひゃはあはああぁあんッ！」

　当然のことながらこの時には、“賭け”に勝ったヒデアキは手を叩いて喜んだ。

　一方、“賭け”に負けたマサムネも――先程のマモルがそうだったように――大笑いしていた。