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体育倉庫のハイエナ
第49章 49
 でもどれだけ唾液を顔に吐かれても、奈津子は白目を剥いて、ヨダレを垂らして、滑稽な声を上げて悶えるしかできない――レンヤは、激しい腰の律動を継続している。

「ぬはああぁあぁッ!ぬふぅうぅあんッ!うひぃいぃんッ!――くふはああぁぁあぁんッ!――うはぁぁぁッ!うはうはうは!うはあぁぁッ!――うはうはうッひぃぃッッ!」

 そしてまた、自分の顔を覗き込む三人に向けて、奈津子が猥褻な宣言をした。

「ぬふうううッ――ま、またイキそうッ!くふくふぅぅッ!――ああぁうんっ!またイクッ!うぅッはああぁぁッ!――イクううぅ!イクうぅぅん――まッ、またイクぅぅんッ!――あおぉぉッッ!ふぬううぅぅぅッッ!」

 そんな奈津子を見て、三人がより一層楽しそうに笑って、そのうちにマモルがしみじみといった口ぶりで、奈津子に聞いた。

「奈津子ちゃんは、本当に“男”のチ×ポが好きなんだね…?」

 「大好きいいいぃぃぃッ!――うっほおおおおおッッ!!」

 奈津子はそう即答した後、歓喜に満ちた絶叫をひとつ挟んだ――レンヤが強く、奈津子の秘部をペニスで突いたのだ――それから奈津子はマモルに答えるように、また三人と自分に言い聞かせるように、ひたすら繰り返した。

「私ッ、“男”のチ×ポ大好きいぃぃ…“男”のチ×ポッ、“男”のッ、チ×ポぉぉッ、大好きいぃぃぃ…“男”のチ×ポ…――うふうふうあぁんあんッ!――大好きぃぃッッ!!」

 ここで奈津子が連呼したのは、“レンヤ”のチ×ポではなく、またここにいるその他の面々
のそれでもなく、“男”のチ×ポだった。

 “男”のチ×ポ――その言い回しは、ひどく猥褻に、僕には思えた。

 そのうちに奈津子が、『“男”のチ×ポ、大好き』をなおも連呼しつつも、その声を甲高く引き攣らせていった。

「ぬふぁあぁぁんッ!ぬふぁぁあッ!―お、男のチ×ポッ、大好きぃッッ!!―うなぁあぁッ!んああぁッ!――おぉッ、男のチ×ポぉぉ、だッ、大好きぃぃぃッッ!!――んあああぁッ!」
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