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体育倉庫のハイエナ
第53章 53
 それから奈津子はその舌先を、僕の肛門の上で様々な形で、踊らせた。

 尖らせた唇を僕の肛門に押し当てて、その唇の小さな丸い隙間から舌を素早く出し入れして、そうやって舌先で肛門の中心の窪みを立て続けに突いたり――または小さな円を描くように舌先を動かして、窪みの周囲の皺を舐め回したり――。

 そんな奈津子の、舌を使った肛門の愛撫は“絶品”で、僕は奈津子の舌で肛門を刺激させる都度、苦しいほど熱い体の中心に細い管があって、そこに冷たい氷水を注ぎ込まれるような、そんな快感に襲われた。

 然るにその快感は僕のペニスを、自分でも照れてしまうほどすぐに、ムクムクムクと、再度勃起させた。

 でも“自分でも照れてしまうほど”早く勃起させてしまったものだから、僕はやっぱり気恥ずかしくて、その快感を例えば喘ぎ声といった形で、素直に表現することができなかった。

 だから僕はしばらくの間は、奈津子の上に跨らせた四つん這いの身体を強張らせて、今にも溢れ出そうになる喘ぎ声を、必死で押し留めた。

 また概ね沈黙して、肛門で弾ける卑猥な音――ちゅぱちゅぱっ、ちゅぷちゅぷ――という音に耳を傾けながら、時折至極“控えめ”に、奈津子の舌技を褒めた。

「奈津子…“なかなか”上手だよ…“結構”、気持ちいい…」

 勿論のこと、心の中では快感に打ち震え、奈津子を絶賛している。

(ヤバいくらい気持ちいいッ!!奈津子ッ!!すっごく上手だよぉぉッ!!尻の穴舐めるの、上手すぎるよおおッッ!!)
 
 そして僕は、ペニスを勃起させた後もなおしばらく、奈津子の肛門の愛撫を楽しんで――そのうちに――自分でも呆れてしまったけど――また射精したくなった。

 その時、僕はほんの少しだけ、悩んだ。

(どうしようかなぁ?…僕のチ×ポ、このまますぐに、奈津子のオマ×コに突き刺してやろうかな?――それとも奈津子にシャブらせて、もう一度ザーメン出しておこうかな?)

 しかし悩んでいる間も、奈津子は僕の肛門を舐め続けて、その舌技の絶妙な具合を僕に知らしめたものだから、結局僕の結論は後者――“奈津子にシャブらせる”に至った。

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