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イキ狂う敏腕社長秘書
第10章 【溺れていく本能】





なんて同じ秘書課の方に言われる始末。
フェロモン………身なりも清潔感を第一に考えているつもりだが。
気を付けます……としか言いようがない。
気を付けるって何を?ってな顔でお互い笑い合う。




良い事……?あったのかもね。








可愛らしい子が私から離れてくれないんだ。




メール入ってたけどちゃんとした約束は出来ないから曖昧に返しちゃう。
そんなズルい大人なのに巻き込んじゃったね。




家の前で膝を抱えて待つなんて本当若いね。
私が帰って来なかったらどうしてたの?
待ち続けたの?
無謀過ぎるよ。




(わからない)って送ったじゃん。
それなのに私を見つけた途端立ち上がって屈託のない笑顔見せてくれるんだね。
ねぇ、今度はちゃんと言い付け守って。
鉢合わせするかも知れないじゃん。




「美雨さん、お疲れ様です」




「いつから待ってたの?」




「そんな待ってないです」




「嘘………手冷たい」




今日は少しだけ残業した。
定時であがるキミなら真っ先に来たんじゃないだろうか。
会社では秘密の関係だから……家でしか会えないから。




その手を引き部屋に連れて行ってしまう。




「勝手な事してすみません……迷惑でしたよね」




恋愛すら初めてじゃないでしょ?
大人の関係求めてもまだ理解し難いの?
1から教えなきゃならない?




黙りこくる私に焦ってる。
手を離さないんだから伝わってよ。




「入って」




ドアの前で躊躇する彼に言った。
早くしてよ、誰にも見られたくないの。
イライラしてるのは生理前だから?
違う、大胆に待ってたくせに今怯えた顔してるから。




無理やり引っ張って中に入れる。
鍵を閉めたら私から唇を塞いだ。




「これからは勝手に待たないで、会えるならこっちから連絡するから」




「ごめんなさい……わからないなら待ってたかったです……でももうしません」




だから何でそんなに怯えるのよ。
セックスしたかったんでしょ?
溜まってんでしょ?




首に手を回してウソつきって呟く。




「はい………ウソです、会いたくて仕方なかったです、抱き締めたい……早くこうしたかった」










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