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イキ狂う敏腕社長秘書
第11章 【静かに狂い咲くように】
ゆっくりピストンしながら乳首を勃たせたら可愛い声で鳴くんだね。
ヤバ………ツボなんだけど。
ゆっくりなんかしてられないかも。
「あっ…あっ…激しいです、美雨さん…っ」
「気持ち良いの……止まんないの…っ」
自分でもコントロール出来ないくらい昂っていた。
キミのせいだよ。
可愛い声とあんな瞳で私を見るから。
少しだけ上体を反らしてピストンを続ける。
「あぁ……ん……この角度気持ち良い…っ」
「ぼ、僕も動いて良いですか…っ」
ちゃんと固定してくれて獣のようにグラインドピストンし合った。
抱きついたまま果てていくのがわかる。
根元から伝わる振動。
たくさん出たのかな。
5つ連なった避妊具を1つまた千切る。
古いのを外し括ったらお掃除フェラしてまた装着する。
「美雨さん……」
「ごめん、イキ足りない……」
「僕もです……」
やっぱり一番奥まで感じる正常位で。
脚でホールドしながら受け入れる。
もうこの後何回混じり合ったか正直覚えてないくらい腰振ってたと思う。
また4つ5つと避妊具が開いていた。
「好きです……美雨さん」
毎回言ってくれる言葉にそろそろ応えてあげなきゃいけないことも肌で感じてる。
でも付き合えないんだよなぁ。
一応、彼氏持ちなので。
それ言ったらどんな顔するんだろう。
泣き出してしまわないかな。
曖昧にするにはもう限界だってこともわかってる。
「ありがとう」
その先は言えない。
それはこれからもずっと。
セフレという現実をいつ告げようか。
告げなくても良くない?
嗚呼……ダメだ。
いつも真っ直ぐなキミにそんな残酷なこと。
軽く返す“好き”ならいくらでも言える。
その次に待っているのが交際だとしたら二の足を踏む。
前に進んじゃいけない気がする。
遊びなんだよってもっと気楽に言えたら。
って、私本当に最低だ。
愛してもらう資格なんてないの。
そのうち飽きてくれるよね?
同年代のもっと大切にしてくれる子と真剣交際してください。