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イキ狂う敏腕社長秘書
第12章 【愛の循環】





「一ノ瀬、明日のコンペ宜しく頼んだぞ、思いきりやってくれ」




「はい、頑張ります」




社長にそう言われ一気に背筋が伸びた様子。
その為に残業続きで頑張って来たんだもんね。
実力は持ってる、そう信じてるから必ず勝ち抜いてくれると安心して待ってられるよ。




「あ、それと明日の会食なんだけど真田さん同席頼んで良いかな?」




急に私に振ってきた社長に顔を向けたまま一瞬固まってしまった。
明日は一ノ瀬さんとの約束がある。
同席となればすぐ帰れる状況ではない。
ましてやお酒も入る為、そのままお開きという訳にはいかないだろう。




それを目の前で聞いている彼もソワソワしてる。
ここで社長を取ればどんな顔になるのかも想像がつく。
常に従ったきた社長の言葉。




すぐにスケジュールを確認する。




「明日ですか……明日はちょっと私用がありまして。水無瀬が同席出来るかすぐに確認してみます」




水無瀬とは私が抜けた時に補佐をしてもらっている第2秘書だ。




「終わっでからの確認で良いよ、私用なら仕方ない」




「すみません」




私も断る時はあるのだという知らしめだった。
彼も顔には出さないが内心ホッとしてるだろう。
それに会食は時間外手当になるので強制は出来ない。




それを逆手に取りお断りしたのだけど。




社長室に戻ったら強引にも後ろから完全に牡となった社長に愛撫もなく挿入されてしまっている。
始まりは痛くともすぐに濡れる私の体質を知り尽くしている上での行為だ。




「ハァハァ……残念だ、明日はスィートでも用意しようかと思っていたのに」




「あっ……んんっ……申し訳…ありません…っ」




無機質に鳴り響くピストンの音。
ショーツをずらしたままの挿入。




「こうされる事わかってたんだろ?濡れるのが早いな……申し分ないマンコだよ」




怒ってる………怒ってる時の口調はレイプまがいだ。
執拗に突き上げてくる。




「誰とどんな約束なんだ?答えろ」




どんどん激しくなるピストンに私は絶頂を止めるだけで精一杯。
答えられるはずがない。










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