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イキ狂う敏腕社長秘書
第12章 【愛の循環】





少し前までは私が離れていくかも知れないと怯えていたくせに。
依存しているフリを見せればこのザマだ。
皆の前で従わなかった事に腹を立ててるの?




「ハァハァ……そんな激しくしないで」




「頼む……美雨と行きたいんだ」




「うっ……ダメ…っ」




爪先で立たなければならないほど突き上げてくる。
こんな時の社長は厄介だ。
寸止めを幾度となく与えられイかせてはくれない。




「き……勤務中ですよ?」




「答えるまで終わらないぞ」




「あっ……あっ……やめてください…っ」




容赦なく打ち付けられ寸止め。
絶頂に辿り着けない身体は火照るに火照って可怪しくなりそう。
でもここでお強請りするような私ではない。




会議が終わってすぐメールを送っていた水無瀬さんからOKの返事が届いた。
セックスしている最中に携帯を見るのも社長からすれば気に食わないのかも知れません。
そっと画面を見せた。




「水無瀬……同席出来るそうです」




怒りを買った方が扱いやすいの。
あなたは容赦なく私の中に放つだろう。
同時に絶頂させられるはず。




「あっ…あっ…イクイクイク…っ」




ピストンが止んだ。
中で凄い畝ってる。
根元から波打って出てるのがわかる。




終わった。




肩を押さえつけられてしゃがむ。
お掃除フェラをしろとの事だろう。
避妊具を外し、また精液まみれのペニスを持ち亀頭から舐め取る。
その間ずっと見てるの。
時々目を合わせながら挑発的に舌を動かす。




少し萎んだペニスを根元まで咥え込み精液を吸い取った。




私用の内容なんて言わない。
拗ねてるあなたを拝ませてよ。
良かった、また印つけられなくて。
やっと消えたんだから。
明日は……あなたじゃない人に抱かれます。




許して……なんて絶対言わないけど。













そうして翌日、コンペを勝ち抜いたと連絡を受けて社長に伝える。




「随分嬉しそうだな」




こっちはまだ機嫌を損ねている最中だ。




「嬉しくないんですか?」




なんてわざとらしく聞いてみるもフン!といった感じだ。
子供みたいに拗ねてる。










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