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夏の終わりに
第13章 告白 ②
浩人は指を引き抜くとジッパーを下ろし、硬く張りつめた自分のものを取り出した。それを、千里の恥丘の中へと押しつける。

「ぁっ……」

千里の濡れた瞳が揺らぎ、知らせるようにそっと人だかりの方を見やる。
浩人もその視線を追って話し声がするほうを見たが、すぐに視線を千里に戻し、ゆったりと腰を上下に動かして粘液を絡ませた。

「…ぁっ……んぅっ」

千里の甘く漏れた声が刺激となって全身の血が逆流する。

鮮やかな光の花がまたひとつ打ち上がった。

ちらりと誰かの背中が見えたが、こちらに気づいている様子はない。

「もう……、」

戻れない。


浩人は千里から目を逸らして、襞を捲りあげるようにゆっくりと腰を押し進めた。

浩人のものを迎え入れた膣口がきゅうっ…と締まり、千里が小さく震える。
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