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秘蜜
第3章 部室

ドアが閉まると同時に、お兄ちゃんは私に近寄り、私の顔をじっと見つめた。
「・・・零夏、見たでしょ?」
「え、あ・・・」
「見たんだ(笑)・・まあ、あいつは彼女じゃないよ」
――彼女じゃないなら、一体なんで・・?
すると
―ドサッ
「きゃっ・・・」
お兄ちゃんはいきなり、私を床に押した。
「零夏も、こうしてほしいんでしょ?」
「なっ、なんで?!やめてよ、お兄ちゃんっ・・」
「俺、知ってるよ?零夏・・・俺のこと、好きだろ?(笑)」
「なっ・・・・!」
なんで知ってるの?!

