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秘蜜
第3章 部室
「今、なんで知ってるの?!・・って思ったでしょ?」
「ちがっ・・・ひゃあっ」

お兄ちゃんは、私の耳に舌を入れてきた。

――にゅるっ

「ふっ、あ・・」
「零夏、耳弱いの?」
「なんで、こんな・・ことっ・・・」
「俺のこと、好きなんでしょ?嬉しくないの?(笑)」

―――っ・・・!


「ふざけないでッ!!」

私はお兄ちゃんを突き飛ばし、体操着を持って部室から飛び出した。
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