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秘蜜
第4章 想い
「零夏~大丈夫?ちょっと顔色悪いよ?」
「あっ、優衣ちゃん・・平気平気・・・」


――なんか、気持ち悪くなってきた・・


「零夏、先生に言ってこようか?」
「ん・・・」

今は、数学の授業中。
先生に言えば、保健室に行ける。

「・・・零夏?」
「・・・ッ・・」


――駄目だ



ガタンッ・・


「ちょっ、零夏?!大丈夫?!」
「島崎、どうした?!」



――意識が遠のく・・
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