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秘蜜
第4章 想い

フッ・・・
―――この匂い・・
「ん・・」
「目、覚めた?零夏」
ああ、なんだ・・
お兄ちゃんか・・・
って・・
「わひゃああああぁっっ?!!」
「なんでそんなに驚いてんの(笑)」
「なっ、なななななな?!!」
なんでお兄ちゃんがここに?!
「って、ここはどこ?!」
「保健室だよ。」
「なんで?!」
「零夏、授業中倒れたんだよ」
「えっ・・・」
「俺は授業めんどいからここでさぼってたら、零夏が来たワケ。」
「ほ、保健室の先生は?」
「ああ、帰ったよ。」
「?!」
二人きり・・・ってこと・・?

